この記事は、私えふが手放して心が楽になった物を紹介するものです。
「断捨離をして本当に心が軽くなるモノって、何だと思いますか?」
生活の中で当たり前のように持っているけれど、実は大きなストレスになっている物は少なくありません。便利そうだから、流行っているから、大人なら当然…そんな理由で増えていった持ち物が、気づけば心や時間を縛っていた。そんな経験はありませんか?
私自身もかつてはそうでした。多くのものを持っていたことで知らずにストレスがかかり、多くのコストや手間をかける必要がありました。しかし断捨離をしミニマリストになった今では、そのようなストレスが減り、当時に比べかなり心が楽になりました。
今回は、私が断捨離を通じて本当に心が楽になった物をランキング形式で7つご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
- モノの管理に疲れている人
- ミニマリストを目指している人
- 生活のコストやストレスを減らしたい人
第1位:車 ― ダントツで心が軽くなった存在
堂々の第1位は「車」です。
私は地方出身者なので車があることは普通だったこと、また趣味のテニスに行くために便利ということで、生活には必須なものと思っていました。基本的に運転も嫌いではなく、好みの車種に乗っていたので満足感はありました。
ただその一方、車検やメンテナンス費用、自動車税といった固定費に加え、カーディーラーに行く手間、洗車、傷がついた時の落ち込み…。さらには事故への不安や、引越し時の駐車場契約車庫証明の取得といった面倒ごとまで。正直かなり気を張らなければならない存在でもありました。
東京への引越しで最大の抵抗感が車の手放し。苦渋の決断で手放しました。車を業者が引き取って行った時、寂しい気持ちもありましたが、意外にもそれ以上にとても大きな解放感を感じられました。
「もう面倒ごとを考えなくてもいい」
私自身、車の維持について相当ストレスになっていたのだと気づきました。
現在も車を持たずに生活をしていますが、思い返してみてもやはり「車」を手放したことはダントツですね。
第2位:バイク ― 義務感に変わった趣味
第2位は「バイク」です。
心が沈んでいた時期、「爽快感を求めて」免許を取得して買ったバイク。最初は風を切る楽しさがありましたが、ヘルメットなどの装備品をつける、雨の日は乗りたくないなど、徐々に乗るのが億劫になっていきました。車を持っていたため移動手段としても使わず、結局「置物」になっていました。
バイクは保管が外なので、外出する際に見るたび、「乗らなければ…」と感じることが多く、また400ccだったため車検についても気になっていました。
バイクを手放してからは、視界に入るたびに感じていた罪悪感が消え、驚くほど心が軽くなりました。バイクは手放すこと自体も労力が必要なので、この経験から、今では大型のものが必要な趣味に興味を持った際にはしっかり考えるようになりました。
第3位:使っていない服・靴・バッグ ― 選択肢が多すぎる悩み
第3位は「使っていない服・靴・バッグ」 です。
以前はTシャツだけで30枚以上持ち、靴も10足ほど、バッグも数多く所有していました。毎日のコーディネートで迷うのが当たり前になっており、無意識に時間を取られていました。また、持っている意味を出すための「全部使わなきゃ」という意識もかなりストレスでしたね。
断捨離でヘビロテしているものだけを残したら、迷いは減り、心地良い快適さが生まれました。
現在では物をより洗練し、自分が純粋に「着たい、使いたい」と思える物だけを所有するようにしています。私は会社員をしていますが、「朝の準備に迷わない」というのは精神的にもかなり楽ですね。
第4位:ソファー ― だらだらの温床
第4位は「ソファー」です。
ソファーはどの家庭でもあるものと思います。私も当たり前の如く置いていましたが、ソファーは居心地がいい反面、そこに座ると長時間グダグダしてしまう習慣を生んでいました。仕事で疲れたらそうソファーでだらだら。もう動けません。さらに大きな家具ということで、部屋を狭くする要因でもありました。
ソファーを手放すことで部屋が広くなり、生活リズムも改善しました。ソファーがあったスペースでストレッチやヨガをすることができ、また家事や入浴、睡眠などのタイミングも早くなりました。
自然と家庭に溶け込むソファーですが、知らないうちに生活を乱している可能性があるので、私としては一度見直して見ることをおすすめします。
第5位:腕時計 ― 必須という先入観
第5位は「腕時計」です。
私は社会人になった時、「大人は腕時計を身に付けるもの」という思い込みがありました。確かに身に付けるとかっこいい大人の雰囲気は出ます。ですが実際は汗や日焼けを気にしたり、重さが不快に感じたりと、私にとって不快なこともありました。
実際に腕時計をつけなくなるととても腕が楽になったので、今はあえて身に付けたいとは現状思わなくなりました。また、シンプルなコーディネートになったという点も私は心地よく感じています。
第6位:大きな仕事机・多機能デスク ― 圧迫感の元
第6位は「大きな仕事机・多機能デスク」です。
私はコロナ禍での在宅勤務の際、「広い机があれば効率的」と思い大型デスクを導入しました。しかし実際は、パソコン作業だと対してデスクにスペースは必要なく、逆に広さがある分物を置きっぱなしにして散らかってしまうことがありました。また大型なので圧迫感があり、かなり窮屈に感じていました。
東京への引越しを機に最小限の机に替えたことで、余計なものを置かなくなり、狭くなった部屋でも広く使えるようになりました。また、シンプルな構造の机にしたことで、もし手放す場合がきても気軽に捨てられるようになりました。ミニマリストになり、大きな物の買い物は極力避けたいと思う今日この頃です。
現在のデスクです↓

第7位:収納ボックス ― 隠す収納の落とし穴
第7位は「収納ボックス」です。
私は透明な収納ボックスを大量に持っていました。妻と合わせて20個くらい。収納ボックスは便利に見えて、実は中身が見えないため「どこに何を入れたか」分からなくなりがちです。実際に私は探し物のたびに何度も開け閉めし、結構ストレスを感じていました。さらにはボックス自体がクローゼット内のスペースを圧迫する、引き出すスペースを考えて設置するなど、気にすることが多くありました。
私は断捨離に目覚めたタイミングで、目的の一つとして「収納ボックスを手放す」ことを挙げ、一つずつ収納ボックスを捨て、中身の要不要の検討を繰り返していきました。今では収納ボックスは全て捨て、できるだけ物を探すことがないような収納にしています。以前に比べ探し物の時間もなくなり、気持ちのゆとりが増しました。
まとめ ― 手放すほどに自由が増える
今回紹介したものをまとめます。
- 第1位:車
- 第2位:バイク
- 第3位:使っていない服・靴・バッグ
- 第4位:ソファー
- 第5位:腕時計
- 第6位:大きな仕事机・多機能デスク
- 第7位:収納ボックス
こうしてランキング形式で振り返っても、どれも「持っていたときより、手放したあとのほうが心が楽」になりました。物は便利な反面、精神的な負担もつきものなのだと今では実感しています。
今回紹介した物は実際に私の実体験に基づいたものになるので、おそらく共感できないものもあると思います。ただ、意外と無意識なところにストレスがかかっている、そんなこともあると思います。今回の内容を参考に、自分の所有物に目を向けてもらえると嬉しいです。
断捨離の本当の価値は「空間が広くなること」以上に、「心が自由になること」。持ちすぎず、管理すべきモノを減らすことで、生活も気持ちも驚くほどシンプルになります。
一緒に豊かな暮らしを整えていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。

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