ズボラ人間が家計管理を仕組み化できた体験談【口座整理×家計簿アプリ】

ズボラでもできた!家計管理の仕組み化

この記事は、私えふが家計管理を仕組み化するまでの経緯を綴ったものです。

あなたは「家計管理」をしていますか?

「お金が欲しい」とは誰もが思うのに、「お金の管理」には目が向かない。そんな人も多いのではないでしょうか。私もその一人でした。会社員になって給料が入ればなんとなく使い、残ったら貯金。口座がいくつもあるのに中身を確認せず、「まあ勝手に貯まるだろう」と。その日暮らしの典型でした。

そんな私が、今では家計管理を「仕組み化」することで毎月の収支を把握しています。そして、自分のリスク許容度についても把握できたことで、安心して投資をできるようになりました。

本記事では、私が家計管理を仕組み化するまでに行ってことについてお伝えします。

ぜひ最後までご覧ください。

  • 家計管理が苦手なズボラ会社員・主婦
  • 投資に興味があるけど、まだ資産管理ができていない人
  • 口座が多すぎて管理できていない人
目次

昔の自分

私はもともと、いわゆる「ズボラ人間」でした。家計管理という言葉とは無縁で、記帳も気分次第。給料が入ったら何となく使い、残った分がそのまま貯金。そんな感覚で過ごしていました。

入社当初は会社の寮に住んでいたため、家賃や光熱費の負担も少なく、「自然とお金が貯まるだろう」と思っていました。その結果、口座の数もよく把握しないまま、成り行きで新しい口座を作っては放置。通帳だけは一応まとめてあったものの、中身を確認することは滅多になく、どこにいくらあるのかさえ分からない状態でした。

今振り返ると、資産を持っているのか持っていないのかも曖昧な「お金のブラックボックス生活」を送っていました。

教育系YouTubeとの出会い

そんな私に転機をもたらしたのが、「教育系のYouTube」でした。それまではバラエティ系のYouTubeばかり見ていましたが、彼女(今の妻)の提案で教育系のYouTubeを見始めました。そこで関心を持ったのが、「株式投資」に関する解説動画でした。ちょうどその頃、「給料以外の収入がほしい」と思い始めていたこともあり、とても興味津々でした。

いくつかの動画を見る中で、繰り返し強調されていたのがこの言葉。

投資をする前にまず家計管理

投資を始めたいなら、自分の資産状況を正しく把握する必要がある。つまり、投資家への第一歩は“家計を見える化すること”だと知りました。

私はそこでようやく、家計管理を志す決意をしました。ここから私の「家計管理の旅」が始まります。

保有資産の可視化

銀行口座の洗い出し

最初の作業は、持っている銀行口座の洗い出しでした。通帳自体は一か所にまとめてあったので、それを引っ張り出して確認しました。私が所有していた口座は次の通りです。(第四銀行については通帳が見つからないとかの理由で複数作ってしまったと記憶)。

所有していた銀行口座
  • 労働中央金庫(入社時に流れで開設、財形貯蓄も実施)
  • ゆうちょ銀行①(日常使い)
  • ゆうちょ銀行②(大学時代の仕送り用)
  • 埼玉りそな銀行(第二口座用)
  • 第四銀行①(大学時代に開設)
  • 第四銀行②(大学時代に開設)
  • 第四銀行③(大学時代に開設)
  • 新潟信用金庫(大学時代のバイト用)

家計簿アプリの導入

次に取り組んだのが教育系YouTubeで紹介されていた家計簿アプリ「マネーフォワードME」を導入しました。このアプリはもともと彼女も使用していて、使い勝手など教えてもらいました。家計簿ってめんどくさいと思っていた私でしたが、銀行口座を連携すれば自動でデータが反映される仕組みと知って驚きました。

インターネットバンキングの設定

「マネーフォワードME」と口座を連携するためには、インターネットバンキングの設定が必要でした。ゆうちょ銀行、労金、埼玉りそな銀行でインターネットバンキングに申し込みました。正直、店舗に行って書類を書く作業はめんどうに感じてましたが、そこは「やるしかない」という気持ちで行いました。結果として、自分の資産がスマホの画面で一目で分かるようになりました。

口座数の適正化

口座の開設と削除

可視化ができるようになると、次に気になったのが口座の数です。使っていない銀行が多すぎて、管理が複雑になっていました。そこで、「目的ごとに最小限の口座に絞る」方針を立てました。

教育系YouTubeで学んだ知識を元に、次のように口座管理することにしました。

口座の方針
  • 楽天銀行(日常使い)
  • あおぞら銀行(生活防衛資金)
  • ゆうちょ銀行(paypay用&実店舗も残す)

新しくあおぞら銀行と楽天銀行を開設する一方で、労金や不要なゆうちょ銀行、埼玉りそな銀行、第四銀行は解約。銀行窓口は平日しか空いていないため、有給休暇をとって足を運びました。正直、何度も「めんどくさ」という言葉が脳裏をよぎりましたが、YouTube動画での一言、「短期間でやるべし」という言葉に背中を押され、なんとかやり遂げました。

その結果、家計簿アプリに連携する口座がシンプルにまとまり、資産状況が一気に見やすくなりました。半年後には投資用として住信SBIネット銀行を追加し、4口座として体制が整いました。

東京への引越しと再整理

2年ほど経ち、東京に引越した際にも再整理を行いました。利用頻度の低いゆうちょ銀行を削除し、あおぞら銀行に置いていた生活防衛資金を楽天銀行にまとめることにしました。こうして現在は楽天銀行と住信SBIネット銀行の2口座になりました。以前に比べ、かなりシンプルな構成に落ち着いています。

現在の口座
  • 楽天銀行(日常使い)
  • 住信SBIネット銀行(投資用)

↓マネーフォワードMEの口座連携画面

家計簿アプリ画面

家計管理を徹底しての感想

こうして家計管理を徹底するようになり、感じたことをいくつか挙げます。

感じたこと
  • 資産がスッキリと見えるのはとても気持ちが良い。
  • 口座を絞ったことで管理の手間が減り、ズボラな自分でも続けやすい。
  • 投資にいくら回せるか判断しやすくなり、資産形成の計画が立てやすい。
  • 毎月の収支が可視化されることで安心感が増し、「赤字にしたくない」という意識が自然に芽生えた。
  • 無駄遣いが減り、着実にお金が増えていくサイクルができた。

振り返れば、家計管理はただの数字の把握ではなく、自分の生活や意識そのものを変える大きなきっかけになったと実感しています。

まとめ

ズボラ人間だった私が家計管理を徹底できたのは、教育系YouTubeを通じて「投資の前に家計管理」という基本を学び、下記のように実際に行動に移したからです。

実施事項まとめ
  • 銀行口座の洗い出し
  • 家計簿アプリの導入
  • インターネットバンキングの設定
  • 口座の開設と削除
  • 口座の再整理

私が作った家計管理の仕組みの構成要素は次の通りです。

仕組みの構成要素
  • 家計簿アプリ「マネーフォワードME」を使った資産の見える化
  • ネット銀行をメインに据えたシンプルな口座整理

もしあなたが「家計管理はめんどくさい」と思っているのであれば、ぜひ本内容を参考してみてください。あなたと私では抱えている状況など違うと思いますが、きっと共通する部分はありはずです。自分にとっての家計管理の仕組みさえ作ってしまえば、驚くほど楽に続けられます。そして気づけば、自分のお金の流れがクリアに見え、安心感が得られます。

家計管理は、人生を変える第一歩

あなたにとって最適な仕組みをつくってみてください。

一緒に豊かな人生にしましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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