【投資初心者向け】ズボラ会社員が株式投資家になるまでのリアル体験談

ズボラ会社員が投資を始めた理由

この記事は、私えふが株式投資を始めるきっかけと現在に至るまでの経緯を綴ったものです。

株式投資はギャンブルみたいなものだ」――そんなふうに思っていませんか?

実は、かつての私もまったく同じ考えでした。株式投資と聞くと、株価の上げ下げに一喜一憂する派手なイメージや、大きな損をして人生が狂うリスクばかりが頭に浮かび、「自分には縁のない世界だ」と思い込んでいました。

そんな私ですが、小さなきっかけを機に株式投資を始め、今では4年間継続して株式投資を行っています。それは、「株式投資=一部の人がする危ない遊び」ではなく、「正しい知識を持ち実行すれば誰にでもできる資産形成の手段」と知ることができたからです。

この記事では、私えふが株式投資を始めてから現在に至るまでの経緯を紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

こんな方におすすめ
  • 投資に興味はあるけれど、最初の一歩が踏み出せない人
  • 配当金に魅力を感じている人
  • 家計管理をきっかけに資産運用を考え始めた人
目次

昔の私とお金の価値観

株式投資を始める前の自分を振り返ると、「経済やお金のことに無頓着な会社員」そのものでした。毎月の給料の残りをなんとなく貯金。家計簿もつけないし、銀行口座の残高をまめにチェックすることもない。そんな生活を何年も続けていました。

30代半ばに差し掛かった頃、会社の給料の増え方が小さいことに気づき、「給料以外に収入があったらいいな」と思うことがありました。ただ、その際も不動産投資の本を少し読む程度で、金額やリスクにビビり何もできませんでした。株式投資に関してはギャンブルという感覚が強く、全く検討したこともありませんでした。

経済に関する知識もほとんどゼロ。唯一影響があった「経済的な出来事」といえば、就職活動の時期にリーマンショックが直撃したことくらいで、それも「就活がめちゃくちゃ大変だった」という感想を持つくらいのものでした。

教育系YouTubeとの出会いが投資の転機に

そんな私が大きく変わったきっかけは、妻(当時は彼女)にすすめられて見始めた教育系YouTubeでした。お金をテーマにした動画を見た時、この言葉に衝撃が走りました。

マネーマシンを作る

お金がお金を産む。考えたこともありませんでした。私はとても興味を持ち、いくつかの動画を見て知識を増やし、YouTubeでおすすめされていた株式投資を実践することにしました。

ここから私の投資家人生が始まりました。

楽天証券で口座開設|投資を始めるための第一歩

まずは証券会社を作ることからでした。私は楽天経済圏にどっぷり浸かっていたこともあり、楽天証券で口座を作りました。「楽天銀行と楽天証券を連携させると便利」という知識も相まって、楽天銀行の口座も解説しました。証券口座の作成は人生初でとてもドキドキしたことを覚えています。

さらに「NISA」という非課税制度を知り、これも合わせて申し込みました。

ここで初めて、「投資を始めるためのスタートライン」に立ちました。

投資信託で分散投資を始めた理由

最初に購入したのは投資信託でした。YouTubeで紹介されていたのは「全世界に分散投資するべき」という考え方。リスクを一つの国や地域に集中させないように、米国・先進国・新興国・日本、さらにゴールドまで分散するというものでした。

私はその通りに、いくつかの投資信託を選び、積立設定を行いました。特定口座とつみたてNISAの両方を使い分け、比率も意識してポートフォリオを組んでいきました。積立設定など慣れないことでめちゃくちゃビビっていましたね。

最初の頃は毎日金額の値動きを見て一喜一憂していました。今まで金額が動かないのが当たり前だったこと、そして私自身かなりの安定思考であることから、価格が下がることへのビビり方は大きかったですね。

米国高配当株ETFを購入して配当金を実感

投資信託からさらに踏み込んで、おすすめされていた米国株式にも挑戦しました。きっかけはやはり教育系YouTube。米国の高配当ETFが紹介されており、「配当金を受け取りながら資産形成ができる」という考え方に惹かれたのです。

私は何度も動画を確認して知識を深め、紹介されていたVYM、HDV、SPYDといった高配当ETFを購入しました。さらに、連続増配している企業に投資するETFであるVIGも「お試し」で買ってみることに。投資信託は「配当金再投資」設定でしたが、これら高配当株は定期的に配当金が振り込まれるものでしたので、配当金が入った時「お金がお金を産む」ということを初めて実感することができました。

日本の高配当株に挑戦|S株で少額投資からスタート

米国株に続いて、地域分散ということで日本株についても調べるようになりました。しかし私が見ていた動画では「日本の高配当ETFはあまり魅力的ではない」という意見ということで、個別の高配当株に挑戦することにしました。

日本の個別株は一単元100株が基本で、多くの銘柄を購入するに金額的にハードルが高いので、1株から買える「単元未満株(S株)」で購入しました。少額からでも買えるため、動画でおすすめされている銘柄をいくつか購入してみました。かなりビビりだったので、安全性の高そうな銘柄のみ買ってみました。

そして購入から数ヶ月、初めて受け取った配当金は株式会社TAKARA & COMPANYから入金された370円。わずかな金額でしたが、ETFと違い自分で選んだ企業からもらったということで、とても感慨深かったです。

投資を始めて4年|現在の投資方針

この記事を書いているのが2025年。2021年投資を始めて4年ほどが経ちました。
現在は高配当株とインデックスの二刀流で投資を行っています。

投資方針
  • 日本高配当株:個別銘柄(特定口座)
  • 米国高配当株:VYM(NISA成長枠)
  • 投資信託:全世界株インデックス(NISA積立枠)

株の購入にも慣れ、今ではまとまった額の配当金が毎年入ってくるようになりました。この配当金は、家賃の足し、外食費、旅行費など、私の生活を少し豊かにするために使っています。

最初は銘柄分析もYouTube頼りだったところから、今では自分でも財務諸表や各指標を調べてある程度分析できるようになりました。そして「自分なりの投資基準」を持てるようになったのは、私自身大きな成長だと感じています。

株式投資を始めてよかったこと

振り返ってみると、投資を始めて本当によかったと感じています。理由は以下のようなものです。

株式投資を始めてよかったこと
  • シンプルに人生が豊かになった
  • 将来に希望が持てるようになった
  • お金を貯める意味を見つけられた
  • 配当金という「不労所得」が心を楽にしてくれた

投資を始める前は「お金はただ使うか、貯金するか」の二択でした。ある程度お金があれば、それ以上貯める意味、稼ぎを増やす意味はないとさえ思っていました。しかし今は「お金が働いてくれる」という考え方、そしてお金があることで人生の選択肢が広がることを知りました。

配当金を積み上げると、いずれは「FIRE(経済的自立)」を達成することも可能です。

まとめ|投資はギャンブルではなく未来を豊かにする手段

私が投資を始めたきっかけは、ほんの小さな好奇心と、YouTubeで得た知識でした。そこから行動に移し、口座を開設し、投資信託を積み立て、米国株や日本株に手を伸ばす。最初の一歩がなければ、今の自分はなかったでしょう。

もしあのとき勇気を出さずに「難しそう」「自分には無理」と思っていたら、今も給料だけ、そして会社だけに頼った生活を送っていたはずです。最近特に感じますが、「もしあの時始めていなかったら」と思うと恐ろしいです。

株式投資はやり方によってはギャンブルですが、正しい知識と仕組みで続けていけば、未来を豊かにする力を持っています。私にとってそれは、心の余裕であり、人生を前向きにするエネルギーそのものでした。

株式投資は万人におすすめできるものではないかもしれませんが、「今よりも少し」生活を良くしたいと思っている方には、「高配当株投資」はとてもおすすめです。

私の体験談が、あなたの生活を豊かにするひとつのピースになると嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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