この記事は、私えふがズボラとミニマリストとの相性に対する考えを綴ったものです。
あなたは「ミニマリスト」にどのような印象を持っていますか?
おそらく「ミニマリスト」と聞くと、几帳面で整理整頓が得意な人をイメージするのではないでしょうか?一方で「ズボラ」とは、掃除や片付けが苦手で後回しにしがちな人の代名詞のような言葉です。まるで正反対に見えるこの二つの性格、果たして両立できるのでしょうか。
私自身、典型的なズボラ会社員でした。部屋多くの物に溢れ、特に物を捨てずに残しておく。料理や掃除は面倒で後回し…。そんな自分が、今では“ミニマリスト的な暮らし”を続けられています。その理由は意外にも「ズボラだからこそ」でした。
この記事では、私が考えるズボラとミニマリズムの相性について、実際に暮らしがどう変わったのかを交えてお伝えします。
ぜひ最後までご覧ください。
- 片付けや掃除が苦手で悩んでいる人
- 「ズボラだからミニマリストは無理」と思っている人
- 少ない労力で暮らしをラクにしたい会社員や主婦
ズボラとミニマリスト、一見正反対に見える関係
「ズボラ」の特徴と課題
ズボラな人の典型的な特徴は、「やらなきゃ」と思いつつも行動に移すまでが遅いこと。「めんどくさい」が口癖だったり。掃除や片付けを後回しにしがちで、結果的に部屋が散らかりやすくなります。さらに、モノを管理することが苦手なので、買ったまま・契約したまま放置。時間やお金を無駄に浪費することも多いなりがちです。
「ミニマリスト」のイメージとのギャップ
一方で、ミニマリストといえば、シンプルで整った部屋に住み、几帳面にモノを管理するストイックな人を想像しがちです。だからこそ「ズボラな自分には無理」と思ってしまうのは必然と思います。ですが、実はこの認識は大きな誤解です。
ズボラだからこそミニマリストに向いている理由
掃除や管理の手間が激減する
部屋に物が少なければ少ないほど、掃除の手間は激減します。床にモノがなければロボット掃除機がスイスイ動いて掃除をしてくれます。ズボラな人ほど「物が少ない=行動コストが低い」メリットを享受できることになります。
選択肢が減って「決断疲れ」から解放される
持っている服が少なければ「今日はどれを着よう」と迷う時間が減ります。財布やカバンも厳選しておけば、探す必要がありません。ズボラな人にとっては、決断回数が減るだけで日常のストレスが大きく減少します。
買い物の回数が減って無駄遣いがなくなる
ズボラな人は「とりあえず買う」という行動を取りがちです。そうなると、全く使わない物を買ってしまい、無駄遣いや部屋の圧迫が増えていきます。そもそも物を増やさないと決めると、買い物をする回数が減り、結果的に浪費防止につながります。
ズボラ×ミニマリストを実践するためのコツ
「1年間使用しなかったもの」から手放す
手放す物は、「高価かどうか」ではなく、自分にとって“不要だった物”を基準にしましょう。具体的に言うと、1年間使用しなかったものは手放すようにするとスムーズに断捨離できると思います。もし捨てても、本当に必要になれば買い直すこともできます。
家事の仕組みを“ズボラ基準”で最適化する
掃除しやすい家具配置、たたまなくても済む収納法、ロボット掃除機や食洗機などの家電を導入する。ズボラだからこそ「楽に過ごせる仕組みづくり」を考えてみましょう。
完璧を目指さず「7割でOK」にする
ズボラな人が「完璧な片付け」を目指すと挫折します。むしろ「これ以上はやらなくていい」と線引きをすることが大切です。正直、7割の完成度で生活は十分快適になります。
ズボラで良かった?ミニマリズムがもたらした変化
掃除がラクになり部屋をキープできる
以前の私は掃除を後回しにして部屋の床が埃まみれでした。正直、見て見ぬふりをしていました。現在は物が少なくロボット掃除機を投入しているので、自分で掃除をしなくても床がとても綺麗になっています。
管理のストレスから解放される
今は所有している物を把握できており、また所在地も決めているので、「どこいったかわからない」という状況がなく、ストレスが小さくなりました。物も増やしたくないので買い物もあまりせず、以前より金銭的にも余裕が生まれています。
時間の余裕ができ、本当に大切なことに時間を使える
持ち物が減ると、今まで掛かっていた探し物の時間、服を選ぶ時間などが短縮され、時間に余裕ができました。結果として、趣味や家族との時間に充てることができています。ズボラがマイナスではなく、むしろ「効率的に生きる力」に変貌しました。
まとめ:ズボラこそミニマリストに向いている
今回はズボラとミニマリズムの相性についての私の考えを書きました。
ズボラとミニマリストは正反対の関係に見えますが、実は非常に相性が良い組み合わせだと思います。
なぜなら、ズボラな人ほど「無駄を省きたい」「面倒を減らしたい」という思いが強いからです。物を減らして生活をシンプルにすることは、その願いを叶える最短ルートなのです。
もし私がとても几帳面でなんでもしっかりできる人間であれば、物を減らさなくてもそれなりに整った部屋で整った生活を送っていたと思います。ただその場合、ミニマリストの話は心に刺さらなかったかもしれません。
完璧を目指さず、「ズボラな自分が楽に暮らせる環境」をつくること。
それこそが、長く続くミニマリズムの秘訣だと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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